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大宮(04/7/18)「カルメン/天国のカルメン」レポ
(香盤)1片瀬永遠,2アキラ,3相田樹音,4小池菜奈,5森園えりか,6麻生祥子の皆さん。
ポラ押しのため回により多少の違いがありました。
劇場に着いたのが正午の数分前。早朝料金で4000円。すぐ中に入る。まだ開演前で、
本舞台には赤いカーテンが引かれている。場内はまだそう混んではいない。
3列目の空いている席に座った。
少しづつ客が増えてくる。
12時5分くらいになって、BGMが流れ、開演のアナウンス。そして1回目が始まる。
……(中略)……
2番目の踊り子さんのオープンが終わる。この時点で午後1時20分。
舞台暗転。
静寂。暗い中を相田さんらしき人影が出てくる。
(何か言ったようだがよく聞き取れなかった)。アナウンスがあり、相田さんが紹介される。
ギターのイントロ、そしてスペインふうの音楽。
照明がつく。拍手。
相田さん、深紅に黒の縁取りがある豪華なフラメンコ衣装で、
大きな赤い羽根扇を持って気位高く立っている。髪に赤い髪飾り。
スカートが長いので靴はよく見えなかったが、黒のハイヒールだったと思う。
そして、羽根扇をたくみに使って踊る。
時に客席をあおぐように。
観客は少しづつ催眠術にかかったようになって、物語世界に引き込まれていく。
曲の中に「ハバネラ」などおなじみの旋律が出てくる。
樹音さん、私がカルメンよって感じで、挑発的な笑みを浮かべたり、胸を反らせたりして踊る。
みな手拍子で応援。
しかし踊りはまだ押さえめ。力を内に秘めているようだ。
このへんで羽根扇を舞台そでに置くと赤いショールを羽織る。
「闘牛士の歌」になる。
ここで樹音さん、赤いショールを肩からはずし、
マタドールの赤いきれのように持って牛を挑発するしぐさ。
そのあと赤いスカートをフリフリさせて踊ったり、
丸盆まで出てきて後ろを向いて手拍子を促したり。
そんなふうに手拍子の中で踊りを決める。拍手。
2曲目。打楽器で始まる速い曲。手拍子。
樹音さん手を打ったり足を踏み鳴らしたりして激しく踊る。
これぞフラメンコ。
踊りは更に乗ってきて、腰を振ったり、指で男を引き付けておいて、
プイと突き放す仕種をしたり。
そんな風に情熱的にフラメンコ。 オーレ!と言って終わる。
すぐ次の曲。甘美な女性ボーカル(ハバネラ)。
このへんで髪飾りを取って、ゆっくりと悩殺的に踊る。
そして本舞台に戻ると、後ろを向いて、衣装を少しづつ下にずらすようにしていく。
露(あら)わになった肩や背中が美しい。
赤い衣装を脱ぐと、下は、黒のキャミソールのようなものに、黒のTバック。
そして赤い薄地のベッド着を羽織る。
そして大輪の赤いバラを1本口にくわえ、ふりむく。
黒のキャミソールは乳房が出ているトップレス。いよいよ物語は佳境に入ってくる。
樹音カルメン、赤いバラをかぶりつきの男の顏の前に持ってくる。
男が手をのばすと、サッと引っ込める。
次は上手に行って別の男に渡そうとし、引っ込める。危険な遊び。
樹音カルメン、時に優しく時に冷たく、
そして時に子供のように無邪気な顏でバラの花に頬ずりしたり。
そのあと赤いバラを1本手に持ってゆっくりとブリッジ。
そして両足を180度開いて腰を落としてバラの花を高くかかげる。拍手。
オルガンの重低音、そしてアラン○ェス協奏曲が流れる
照明は落として丸盆だけに後ろから(本舞台から)赤い光条が当たっている。
ここで丸盆の周囲に赤いバラがたくさん並べられていく。
その赤いバラたちの中央で、音さんポーズベッドに入る。
音楽と光と踊りが一つになって、
華麗で妖艶で、そして宗教的でもある原色的なアート世界が創られていく。
これはストリップの一つの頂点だ。
(ここでお客の一人がバラの花の間にチップを並べていた(笑)これもアートの一環か)
少しして、樹音さんゆっくりTバックパンツを脱ぐと、客席に投げる。
あとは黒のトップと赤のベッド着だけ。汗びっしょり。
このあたりになると、個々のストーリーはどうでもよくなり、
カルメンのエッセンスだけが強烈に伝わってくる。
もう物語なんかどうでもいいと思っていると、
樹音さん手にしていた赤いバラを本舞台に投げて
「アディオス、ホセ!」
曲は急展開。
樹音カルメン、苦痛の表情で激しくのたうつ。踊りとも芝居ともつかない凝縮した演技。
そして、倒れる。
静寂。
次の曲。荘重で静かな曲。
樹音さんゆっくりとブリッジ、
しずかに美しくポーズを決める。
カルメンの昇天か。
そしてバラの花を1本持って、ゆっくりと本舞台に下がっていく。
(この間、3人のファンが丸盆のバラをかたづけていた)
樹音さん、本舞台に戻ると何か叫んだが、
スペイン語だったのか、よく聞きとれなかった。
別れを告げたのか、私は情熱の女とでも言ったのか。
カルメンは生き方それ自体がアートだ。きっと自らのアートの完成を宣言したのだろう。
一旦暗転。
いつもなら、このあとポラロイドショーなんだが
アナウンスで「ラストオープンショーでお楽しみ下さい」とのこと。
軽快なギター曲が流れ、男性ボーカル。場内が明るくなり、
樹音さん簡単な赤い衣装で晴れやかな笑顔で再登場。オープンになる。
髪は少し乱れて汗びっしょりなのがセクシー。元気いっぱい明るく踊っている。
チップや差し入れを渡す人もいた。
皆手拍子で応援。皆の手拍子がカスタネットに聞こえてくる。
樹音さん、ポーズを決めると「オーレ!」
曲は速くなり踊りも盛り上がる。
そして最後に
「グラシアス!」と言って終わる。拍手。この時点で午後1時44分。
……(中略)……
6番目(ラスト)の麻生祥子さんのポラの最中、後ろから相田さんが
(淡い黄色地に井桁模様を散らせた粋な浴衣で)そそっと出てきて麻生さんの後ろに
ちょこんと座る(笑)
めずらしい組み合わせなので、さっそく撮る人が大勢出てきた。
少しして相田さん引っ込む。そのあと麻生さんのポラ、オープンになって終了。
この時点で3時30分。
すぐアナウンスで、フィナーレ、合同ポラですとのこと。
ハードな曲が流れる。
と、舞台にスパイダーマンの赤いマスク(ちょっと蛸みたいな)を
かぶった異様な集団が出てくる。皆、黒いエナメルのツンブラに網タイツ。無気味でセクシー。
踊り子の筈だが顏がすっぽり覆われているので、誰が誰だかわからない。
6人が舞台で大きなクモノス状の網を広げたり、
手から(能の「土蜘蛛」のような)細い紙テープをいっぱい投げたり、
丸盆先端のポールに上ったり暴れ回る。
これが受けて、そのあと合同ポラを撮る人が大勢いた。
クモ女の一人が「スパイダーマンはこの回限定です」と言う。相田さんの声。
そんな風にして合同ポラが終わると、皆いったん引っ込んで、
フィナーレ、順番に(マスクは外して)出てきてメンバー紹介。
麻生さんが舞台挨拶をしてこの回が終了。
この時点で午後4:00。かなりポラ押ししている。
4:10になって2回目が開演。アナウンスがあり、この回は合同ポラはやらないとのこと。
そしてショーが始まる。
……(中略)……
2番目の人のオープンが終わり、舞台暗転。アナウンスで相田さんが紹介される。
(4:50)
暗い中、舞台にスモークが吹き出す。スモークはよく使われるが、今回は特に量が多い。
しばらく静寂。
樹音さんらしき人影、上手から出てくる。白い衣装のようだ。
荘重な音楽が流れ(先ほどのカルメン昇天の曲と同じ。
物語はつながっているようだ)、照明がつく、舞台は白いスモークがいっぱいで、神々しい感じ。
樹音さん白い衣装(胸の部分が金色)で背中に白い翼をつけている。
ここは雲の上の天上世界。
樹音さん(天国のカルメン)ゆっくりと丸盆に出てきて、ブリッジ。
そしてまた、ゆっくりと本舞台に戻っていく。
そしてバラの花を一つ持ってニッコリ。
何かを思い出したようす。
ここで星空のような照明。スモークと相俟ってすごく立体的な照明空間。
近未来の立体映像を見ているようだ。
そして明るいクラシック(たぶんチャイコフスキー)に乗って樹音さんクラシックバレーのように踊る。
クルクル回ったり、跳びはねたり、明るく楽しそう。
回りに白いもやがかかっていて美しい。
そして、首にかけていた、バラの花のついた真珠のネックレスを外し、丸盆に置く。
そんなふうにして天上世界のバレーを踊る。
(暗転)
更にスモーク。本舞台から青いライト。
樹音さん静かに、にこやかに再登場。白い翼はつけたままで、
今度は短いシミーズのような天使の衣装。
女性ボーカルの流れる中、ゆっくりと
Y字バランスやアラベスクなど、美しくポーズを決めていく。
時に雲の上を飛ぶように両手を上下にヒラヒラ動かしたり。
次の曲。ハープの伴奏そして女性ボーカル。
樹音さん丸盆に出てきてベッドショー。
寝そべったり片足立ちしたり、様々な姿勢があったが、
中に一つ両手を握って祈るような仕種があったのが印象に残った。
なぜか背中の翼がはばたいたような。
そのあと少しベッドが続いたが、最後は腰を下ろして膝をかかえて胎児の形になっていた。
ここで「タイム.トゥ.セイ・グッ○イ」が静かに流れる。
樹音さんここでゆっくりパンツを脱ぐと、右手で持ってキスして 客席にぽんと投げる。
ここからは全裸で翼だけつけている。
細かいことは覚えていないが、少女のような無垢な笑顔で、
丸盆に寝そべって両手を頬にあてがって、丸盆の回転にあわせて。
お客と目を合わせていったりしていた。
そのあとブリッジ、片足を高く上げる。
ゆっくり起き上がり、本舞台に戻ると、自然なポーズでニッコリ。拍手。
暗転。
次はラストオープンショーですとアナウンス。
ここで「天国と地獄」が流れる。
樹音さん再登場、上は紫のキラキラ光る衣装、下はグリーンとオレンジのスカートだったと思う。
髪に小さな☆形のティアラをつけていたようだ。
そしてフレンチカンカンの乗りで、スカートを持ち上げたりおしりを振ったり、
めちゃんこ陽気にいたずらっぽく踊り回っている。
ここでお客の一人がチップを渡す(今日はチップが多い)。
樹音さんそれを口にくわえて踊っている。
このへんで次の出番の小池菜奈さんが下手舞台そでから姿を表す。
この人もカラフルな衣装。相田さん小池さんを誘って一緒にオープン。
2人息が合っている。踊り終わると2人腰を下げて優雅にお辞儀。拍手喝采。
そんな風にして和やかに終わる。この時点で5時12分。
……(中略)……
6時12分になって、6番目の人が終わり、
ソロポラの4人が一緒にポラ。それが終わったのが6時30分。すぐフィナーレになる。
踊り子さんが全員、ハワイアンスタイルで出てくる。
白い貝殻のブラに、色とりどりの腰みの。
相田さんも白い貝殻のブラに、黄色い腰みの。髪にハイビスカスの髪飾り。
なかなか似合っていた。合同ポラをやらないのが残念。
そんな風にして賑やかにフィナーレが終わり、この回が終了。6時32分。
僕はすぐ荷物を持って劇場を出た。
外はまだ明るく、蒸し暑い。 おわり
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